2016年11月24日

かわさきジャズ2016 終了!

かわさきジャズ2016は11月20日をもってすべてのプログラムを終了しました。
ご来場いただいた皆様、参加されたミュージシャン、関係者の皆様、ありがとうございました!!!

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posted by かわさきジャズ at 09:45| Comment(0) | レポート

2016年11月17日

【ライブレポート】11月15日『ものんくる+strings / feat.桑原あい』

2015秋のフジロックでもその存在感を示し、COTTON CLUBでのワンマンが大成功に終わったものんくる。かたや、モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン・インかわさき2014のピアノ・コンペで優勝をかっさらったことで川崎でもおなじみの桑原あい。この二者にstringsを加えたスペシャルなアンサンブルが15日夜、洗足学園ビックマウスにておこなわれた。

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当日のセットリストは以下のとおり。
◆1st
1. 時止まる街
2. 優しさを重ねること
3. 穏やかな日曜日へ
4. 東京ハクビシン
5. ニジム
6. Lawns
7. 南へ
◆2nd
1. 或る日のひな菊
2. Birthday Alone
3. 雨に唄えば
―Ai Interlude―
4. 桃
5. Hocus Pocus(本邦初公開)
6. 希望のまち
7. 希望のこと
(encore: バクの国から来た少女)

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吉田沙良(vo)


のっけから新曲を繰り出したあとは、1st Albumから『優しさを重ねること』。ものんくるのヴォーカル吉田沙良と桑原あいとは同じ洗足学園ジャズ科の出身だが、仲の良さや同年代の集まりだからというだけではなく、ひとりひとりの技術レベルの高さ、緻密なリハーサルのあとが垣間見えた。そこに伸びやかな吉田のうた・歌詞がのり、時に奔放に、時に強く伸びていく。桑原あいも時折のソロ以外ではチームのひとりとしてパフォーマンスしている(この時点では、まだ。)
もともとあったバンドかと思えるほどに、全体がしっくり組み合っていることに驚かされた。

セットリストはほとんどがものんくるの作品だったが、1stでは1曲だけ『Lawns』というカーラ・ブレイの曲をカバーした。これは桑原あいから吉田沙良へのリクエストとのことであったが、ものんくるの世界観にじつに合っている。
そしてLawnsから、『南へ』。2nd Albumでのタイトル曲でもあり、ずば抜けて完成度の高い1曲だが、桑原あいいわく「わたしは元々ものんくるファン、というか、『南へ』ファンで。」という告白をする中での演奏となった。段階を踏んで盛り上がっていく詩と音、ここぞとばかりにソロできらめく桑原あい、クライマックスに至る転調の鮮やかさ。完成度の高いアンサンブルに、客席も最高潮となった。

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ここまでですでに圧倒されきっているのだが、まだまだライブは続く。

2nd冒頭は小さい編成でしっとり聴かせる。吉田も傍らに小さいシンセを置き、弾きながら唄う。『雨に唄えば』はどちらかというとジャズ寄りの選曲。その後、桑原あいが全面に出たインタールードが始まった。ピアノの左手側に置かれたエフェクターを次々操作しては弾き、弾いては操作し、ループやディストーションをかけまくるダブプレイに唖然呆然。1stでもピアノの弦を直につかんでミュートする姿もあったが、楽器というものの概念、枠が、彼女の中ではものすごく広義なのだろうと感じ入る。ここまでは隠していたのかと思うほど、桑原あい節が炸裂する。

そして、桑原×ものんくるでの新曲『Hocus Pocus』。事前告知が全くなかったのは、「リハが間に合わなかったらやだなと思って」とのことだとか。詩を先にものんくるでつくり、桑原に投げるという形での制作過程だったというが、詩の段階では「弱い女」だったのが「強い女」になって帰ってきたので、詩の方をすこし直したのだといって観客の笑いを誘っていた。

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桑原あい(p)

全編にわたり、ギターにエレキベース、ウッドベースと何本もの楽器を操って変幻自在の「素地」を作っていた角田隆太は、彼らを世に送り出した菊地成孔のことばを借りるならまさに《アンファン・テリブル(恐るべき子供たち》。今後どのように彼の道が伸びていくのかは本当に楽しみである。

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角田隆太(bass)

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田島華乃(vn)

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関口将史(vc)

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木村紘(ds)

かわさきジャズ-FUTURE BRIDGE(人材育成プログラム)- の一環であり、ものんくる、桑原あいともにジャズとして見られることが多いのは確かだ。だが当夜のパフォーマンスを見るに、彼らの中にはもはやジャンルという概念は存在せず、ファンクも、ジャズも、クラシックでもなんでも取り入れた先にあるものを見せてもらったというような、そんな濃密な公演だった。
(かわさきジャズ事務局U)
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2016年11月16日

【ライブレポート】11月13日『New Age Acoustic Night +』

新百合トゥウェンティワンホールでの「ジャズバー」2公演目は、卓越したセンスとテクニックを誇るピアニスト・榊原大さんと森田晃平さん(ベース)、齋藤たかしさん(ドラム)のトリオ編成による『New Age Acoustic Night +』。

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最近は「榊原大トリオ」として活動しているお三方とあって、序盤から榊原さんの楽曲を中心に息ピッタリの超絶セッションを展開していきます。

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榊原大さん(ピアノ)

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森田晃平さん(ベース)

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齋藤たかしさん(ドラム)

そして後半はゲスト・ボーカリストに中西圭三さんを迎えて、待ってました!大ヒット曲「You And I」と「Woman」をジャズ・アレンジで披露。

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よりアダルトに生まれ変わったナンバーを、圧倒的な歌唱力で歌い上げる中西さん、さすがです。さらに、ゴダイゴ名曲「ガンダーラ」のカバーも飛び出し、会場はさらに大盛り上がり!アンコールでは、11日に誕生日を迎えた中西さんへのサプライズケーキも登場し、バースデーソングを自ら歌唱するという一幕も。

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そして最後は名手3人のテクニックがぶつかり合うセッションのフィナーレにふさわしく、チック・コリアによるジャズ/フュージョンの大名曲「Spain」で盛大に締めくくられました。

公演のセットリストはこちら☞
■1st
1. タイムライン
2. Still Walking
3. Sudden Attack
4. 遠くからの星
5. 踊り子

■2nd
6. ソナチネ
7. 千のナイフ
8. You And I
9. Woman
10. ガンダーラ

■アンコール
11. 風雅
12. Spain

実はこの日、新百合ケ丘駅を挟んで反対側の南口広場では、一般公募によるフリーライブ【かわさきジャズスペシャルライブ】も開催されていたんです。

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新百合ケ丘駅周辺がジャズ一色に染まったスペシャルな週末になりました♪(かわさきジャズ事務局T)
posted by かわさきジャズ at 14:38| Comment(0) | レポート